FC2ブログ

平野貞夫

参議院選挙も大詰め。7月8日、野党共同候補松本けんじの応援に平野貞夫さんが東京からかけつけてくれた。終日選挙カーに同乗し、ふるさと土佐清水ではマイクを握り、夜の四万十市立文化センターでの個人演説会には登壇してくれた。

平野さんは1935年(昭和10年)、土佐清水市三崎生まれ。法政大学大学院(日近代史、遠山茂樹ゼミ)を出てから衆議院事務局に入り、議長、副議長秘書なども経験。議会運営の実務に精通し、議員との接触も多くなる中で、政界入り、小沢一郎と行動を共にする。

保守系無所属で参議院高知選挙区から当選後、自民党に入る。その後、新生党、自由党などを経て、いまは国民民主党顧問という肩書。

保守本流を自任・公言しており、昨年、「わが輩は保守本流である」という本も出版。私は同じ幡多出身ということで市長時代にご縁ができた。幸徳秋水顕彰会の会員にもなってくれている。私の高校同級に姪御さんがいた。

演説会では84歳とは思えない大きな声で、安倍批判をぶちあげた。いまの安倍政権は保守本流ではない。いまの自民党議員に保守本流はだれもいない。保守の原点は、国民生活を守ることと、ウソをつかないこと。

20190716111033719.jpg

消費税を上げて、法人税を下げる。1機100億円する戦闘機を100機以上買う。陸上イージスは日本を守るためのものではない。全部おかしい。軍拡だ。

いまこそ軍縮が必要だ。軍事費予算を削って国民生活にまわす。減税が必要。

いまの政治状況は、昭和初期に似ている。昭和5年、土佐出身の濱口雄幸首相はロンドン海軍軍縮条約を締結。予算を減税にまわしたが、右翼の恨みを買い、銃撃された。濱口死後、軍部は満州事変をおこした。

いま安倍首相はナショナリズムを高揚させている。来年のオリンピックのあとがこわい。

日本最初の政党・自由党は板垣退助らによって土佐で生まれた。中江兆民、幸徳秋水も自由党だった。宿毛の林有造、竹内綱(吉田茂の父)も自由党。

自由党が中心になって最初の国会開設期成同盟をつくり、要求署名を全国から11万人集めたが、そのうちの6万人は土佐。さらに、その中の5万人は幡多であった。最初の議会開設をリードしたのは幡多である。

いまの革新の源流も、保守の源流も同じであり、ここ幡多にある。民権の原点だ。

いまこそ、保守本流と野党が手を組んで安倍政権を倒さなければならない。「忖度デモクラシー」に代わる「反骨デモクラシー」を幡多から。

歴代保守(保守本流)は憲法を守って来た。集団的自衛権は認めてこなかった。首の皮一枚ではあるが、9条を守って来た。

しかし、安倍政権は、これを解釈によって変えるという、権力によるクーデターによって9条をこわした。

すでに9条は殺されている。この選挙は9条を復活させる戦いだ。

これらの話は、演説会では時間がなく話されなかったことで、翌朝、宿泊のホテルで、二人でお会いし、お聞きしたことも含まれている。

平野さんは、政界の裏と表を知り尽くした人だ。また、学生時代から日本の歴史を専門的に勉強してきている人だ。だから説得力がある。

いまの安倍政権は異常である。今回の韓国への報復措置も、国内のナショナリズムをあおるためであり、このタイミングに合わせた選挙対策である。

この選挙で、この流れに歯止めをかけないと、恐ろしいことになる。

2019071611102224b.jpg   img044.jpg




プロフィール

Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
フェイスブック(FB)もしています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR