アンパンマンとウルトラマン

地域医療の話。
ウルトラマンよりアンパンマンを。

昨年1月、四万十市民病院を守る会主催、
高知大学医学部・阿波谷敏英先生(家庭医療学教室教授)の講演会でのお話
演題「地域とともに創る地域医療」

いま地方はどこも医師不足。大学医局も医師を派遣できなくなっている。
地域医療が崩壊しそうになっている。

これまでの地域医療の形は「ウルトラマン型」であった。

その特徴は、
 ・ウルトラマン=医者一人が圧倒的な力をもって地球(地域)にやってくる。
 ・科学特捜隊(住民)とは話をしない。
 ・任期は1年。
 ・M78星雲=医局 
 ・燃え尽きて帰っていく。
 ・なんとなく悲壮感がある。

しかし、これからの地域医療は「アンパンマン型」にならなければいけない。

その特徴は、
 ・地域住民とも等身大
 ・平和なときも、その辺をウロウロしている。
 ・大技(むずかしい手術)はないが、小技をたくさんもっている。
 ・強力なバックアップ=ジャムおじさん。
 ・悪者はそんなにいない。バイキンマン、どキンちゃん、かびルンルン、ホラーマン、くらい。
 ・あとは苦楽をともにするスタッフがどんどんふえてくる。食パンマン、カレーパンマン、メロンパンナちゃん、おむすびマン・・・など

ウルトラマンは何か重大事(重症)の時しかやってこないけれど、アンパンマンは用事がなくとも、いつもその辺にいてくれる。
お医者さんは消耗品ではない。
アンパンマンのように、ニコニコ幸せに働けるような地域であってほしい。

アンパンマンは、地域がつくりだすもの。

四万十市もそうした地域をめざしたい。

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プロフィール

Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。

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