金高堂書店

 先日、高知市へでかけた時、本屋の「金高堂」の新しい店をのぞいてみた。以前の金高堂は中の橋通りの小さな店であったが、8月8日、帯屋町アーケード内の再開発ビル「チェントロ」1階の広いスペースに引っ越した。

 中に入るとさすがに広い。以前のざっと10倍以上か。ブロックごとに、雑誌、文庫、新書、専門書、郷土関係などに分かれており、ぐるぐる回るのに、疲れるぐらい。これぐらいの広さの本屋は、東京や大阪ではめずらしくはないが、高知県でははじめてであろう。

最近、いわゆる町の本屋さんがどんどん消えている。昨年も高知市の老舗片桐書店が閉店。中村にも、かつては辰巳屋書店があった。原因は、人口減少と活字離れ。さらにネット通販の普及。かくいう私も最近はネットで買うことが多い。便利で、送料もかからない。

地元の本屋が消えている一方で、目立つのは県外資本の郊外型チェーン店。明屋書店(松山市)や宮脇書店(高松市)など。中村はいま明屋1店だけだ。そんな店の店員さんは地元採用なのだろうが、制服などを着ていると、よそよそしく感じられる。

以前の本屋さんなら、時間つぶしに立ち寄ったり、待ち合わせ場所に使ったりしたが、いまは目的の本だけ買ったら、すぐに出てしまう。長くいると、窮屈な気持ちになる。だから、ますますネットで買うようになる。

そんな中、金高堂はれっきとした地元資本。それがうれしい。高知市なのでわざわざ出かけるという訳にはいかないけれど、これからは、ついでの時、立ち寄り、時間をつぶせるポイントができた。帯屋町の復活にもつながってほしい。

商売下手な高知県。
くれぐれも県外資本に吸収されないように。
がんばれ、地元の本屋さん。
 
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プロフィール

Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
幸徳秋水を顕彰する会事務局長。
FB(フェイスブック)もやっています。

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