高知憲法アクション 抗議声明

 「戦争させない! 戦争に行かない! 高知憲法アクション」(呼びかけ人49人、私もその1人)は、9月20日、「安全保障関連法(戦争法)強行可決に対する抗議声明」を、以下の通り、発表しました。

 安全保障関連法(戦争法)強行可決に対する抗議声明

 9月19日、安倍政権は、憲法違反の安全保障関連法(戦争法)を強行可決・成立させた。私たちは、この暴挙に満身の怒りをもって抗議する。
 国民の批判が高まると見るや、安倍政権は、急きょ「平和安全法制」という言葉によって、その批判をかわそうとしたが、その内実が、日本を「戦争をする国」に変えてしまう「戦争法」に他ならないことが明らかになるにつれ、国民の怒りは日に日に大きくなった。若者たちが、お母さんたちが、高齢者が、学者・文化人が、労働者が、一市民が次々と立ち上がり、抗議の声を上げていることに見向きもしない安倍首相に対し、私たちは、怒りをもって「民主主義って何だ」と問う。
 戦争法によって、日本は、「地球の裏側まで出かける」(石破前幹事長)ことを含め、世界中どこででもアメリカにつき従って戦争に参加できる国となる。いかに、安倍首相が、「平和を守るための法律だ」と強弁しようとも、この法律に定められる行為は戦争行為に他ならず、世界の常識の前には通用しない。
 この法律は、大多数の憲法学者や裁判官、元内閣法制局長官たちが指摘したように、これまでの内閣の憲法解釈すらもねじ曲げるものであり、明らかに憲法違反である。さらに、「権力者の独走を許さず、国民主権を守る」立憲主義という憲法の基本的性格と役割を一内閣の「解釈」による法制定によって変更可能だとすること自体が、憲法の成り立ちそのものを否定するものである。
加えて、安保法案が国会に上程もされていない中で、日米ガイドラインに法案の内容をほとんど盛り込み、今年4月には、安倍首相は、アメリカ上下両院総会で、「安保法案を夏までに成就させる」と約束した。その上に、国民の大多数が反対の中での強行採決である。この行為は、この国の民主主義を破壊する行為というほかはない。
 私たち憲法アクションが呼びかけた戦争法案反対集会には、県内の護憲団体・労働団体すべてが主催に名を連ねた。県内各地で「アベ政治を許さない」を冠にした様々な戦争法案反対集会がもたれた。市民たちが自発的に立ち上がり、自民党や公明党の事務所前等におけるサイレントデモにとりくんだ。
 全国的にも、主義・主張の壁を乗り越えた「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動」の運動は、市民一人ひとりの闘いと結びつき、確実に安倍政権を追い詰めている。国会では、5野党の共闘が実現した。この闘いは、法成立で終わりではない。この枠組みを維持して闘うことが必要だ。次の参議院選挙における与野党逆転、さらに衆議院選挙に勝利して安倍政権を打倒し、政権交代によって戦争法を廃止するため、私たちはたたかい続ける。
 この国の民主主義を守り、憲法を壊させない、戦争をする国にさせないという全国の人々と手を取り合って、さらに闘いを強めることを宣言する。

 2015年9月20日

 戦争させない!戦争に行かない!高知憲法アクション
 呼びかけ人一同(2015年9月現在 49名 五十音順 敬称略)

 井垣 政利(高知県生活協同組合連合会会長)、市川精香(元県会議員・農業)、岩佐和幸(高知大学教員)、岩田裕(元高知大学教員)、江渕征香(元県会議員)、大崎博澄(元高知県教育長)、岡崎徹(全日本水道労働組合元中央執行委員長)、岡田健一郎(高知大学教員)、岡村正弘(平和資料館・草の家館長)、小澤幸次郎(高知県宗教者平和協議会会長)、小幡尚(高知大学教員)、梶田典男(高知県医療生活協同組合理事長)、梶原守光(弁護士・元高知県会議員)、加藤誠之(高知大学教員)、川添義明(元高知県会議員)、川田雅敏(元NHK記者)、久保知章(元三原村長)、公文豪(高知近代史研究会会長)、外京ゆり(グリーン市民ネットワーク共同代表)、五島正規(元衆議院議員)、小林直三(高知県立大学教員)、近藤真一(きんろう病院院長)、島岡幹夫(元窪川町会議員・農業)、霜田博史(高知大学教員)、高瀬満伸(前四万十町長)、田口朝光(高知憲法会議代表委員)、竹村美也子(護憲連合高知県本部共同代表)、田中きよむ(高知県立大学教員)、田中全(前四万十市長)、土居篤男(高知県農民組合組合長)、徳弘嘉孝(高知県平和委員会理事長)、所谷孝夫(元高知県農協中央会会長)、中西法貴(弁護士)、成田信義(日本キリスト教団土佐教会牧師)、浜田嘉彦(高知県みどりの環境会議幹事)、藤戸せつ(藤戸病院理事長)、藤原充子(弁護士)、牧田寛(高知工科大学教員)、松尾禎之(松尾酒造代表取締役社長)、松尾美絵(特定秘密保護法をなくす市民の会共同代表)、丸井美恵子(グリーン市民ネットワーク共同代表)、溝渕勝(元裁判官)、南守(あじさい園園長)、明神応経(本山修験宗孝山寺住職)、明神照男(明神水産元会長)、山崎秀一(高知県平和運動センター議長)、横山金吉(四万十市遺族会会長)、吉門拓(元佐賀町長)、和田節(老人保健施設みずき元施設長)

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
幸徳秋水を顕彰する会事務局長。
FB(フェイスブック)もやっています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR