県庁おもてなし課

四万十おきゃく映画祭で、遅まきながら「県庁おもてなし課」をみた。
あまり期待はしていなかったが、なかなかよかった。期待以上だった。
笑いあり、涙ありの軽快な展開の中に、高知県の現状や観光名所もさわやかに紹介されていた。高知県の広報映画のようにみれば、そうもみえるが、全国に通用するエンターテイメント性が十分にある。

最後の締めのセリフが特によかった。
・・・地元に住むわれわれ自身が高知県を好きで、自慢をするようにならない限り、観光PRはうまくいかない。地元に誇りをもてずして、他人を惹きつけ、感動させることができない。
主人公の県庁職員の言葉だ。その通りだと思う。

そのうえで、苦言を二つ。
コミック映画だから、仕方がないのだが・・・

1.おもてなし課が取り組んでいた「高知県レジャーランド構想」はいまさら何なの?という感じ。バブル時代の話かと思った。一昔前の「国民休暇県」も思い出した。
高知県は観光で生きるしかない。だから、豊かな自然、残された自然を活かして、多くの人に楽しんでもらおうという狙いで、ハングライダー、ホエールウオッチング、カヌーなどが紹介されていた。
しかし、観光とは多面的だ。高知県には自然だけでなく、独特の歴史、文化、人物、暮らしなどがあり、それらを学び、体験してもらう、さらには移住してもらうようにすることこそ観光の本質である。本当の豊かさ、価値とは何かを考えてもらう、問題提起がほしかった。
三宅喜重監督が高知県に来たのは今回がはじめてだそうだ。

2.主演の錦戸亮(ジャニーズ)は許せるが、相手役の堀北真希はミスキャスト。かわいすぎるからだ。あんなに控えめで、理知的な女性は高知県にはいない(ごめんなさい!!)。もっと、たくましい。
ギャップが大きすぎる。
堀北真希のかわいらしさが全面に出過ぎていた。

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プロフィール

Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。

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