2人の藤娘

 
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 右 土佐中村の藤娘
 左 八女黒木の藤娘

 藤娘はわが地元の酒。清流四万十川のように、サラリとした飲み心地だが奥深い味である。

土佐は酒どころ、かつては酒蔵がたくさんあった。しかし、いま市内の酒蔵は藤娘酒造(株)だけになった。藤娘にしても、戦時統制下の昭和18年、地元11の酒蔵が強制的に統合させられ会社(当初の社名は中央酒造)であり、その時から、酒の銘柄を藤娘にした。

名前の由来は、中村のまちを開いた京都の公家一條家の家紋が藤であることから。中村市→四万十市の花も藤である。最近では毎年5月、藤祭り(土佐一條公家行列)を行っている。一條神社階段下には伝説の「咲かずの藤」がある。

だから、藤娘は地元になじんだ酒である。

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そんな酒藤娘が福岡県にもあることを最近知って驚いた。八女市黒木町の藤娘(後藤酒造)である。私は黒木町にこの4月出かけ、そのことはこのブロブに2回書いた(5月6、7日)。

黒木町は幸徳秋水最初の妻西村ルイの出生地であり、その調査に出向いたのだが、西村家跡地の隣が藤娘の後藤酒造さんであった。その前には素戔嗚(すさのう)神社があり、境内には樹齢600年というみごとな藤が満開の花を咲かせ、ちょうど大藤まつりでにぎわっていた。黒木町も、合併後の八女市も、町の花、市の花は藤である。われわれと同じだ。

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秋水の縁に、藤の縁、それをとりもつ藤娘。

まち同士の交流のためにも、まず2人の藤娘に仲良くなってもらいたいと思い、こちらの藤娘の矢部社長を訪ねた。黒木町の藤娘をおみやげに持って。

同じ藤娘でも、商標登録はこちらが「南国藤娘」、黒木町が「金襴藤娘」だから問題はない。

いま清酒業界は、どこもきびしい。ならば、一緒に協力しあって売ったらどうですか。「どちらが美人であでやかか」・・・セット販売など、どうだろう。

具体案をいろいろ提案していきたい。

それまでの間は、
それぞれご注文ください。

中村の藤娘 → http://shimanto-fujimusume.com/
黒木の藤娘 → http://www.fukuoka-sake.org/map/detail.php?ID=27

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プロフィール

Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。

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