地元議員の「見識」

 地元高知県人として、恥かしい。

山本有二農水大臣(衆議院高知2区)がとんでもない発言をした。衆議院議運佐藤勉委員長のパーティーに出席し、「TPP批准を強行採決するかどうかは佐藤氏が決める。だから、私はここに来た」と、激励挨拶したのだ。

強行採決は国会運営のルールに反するものであり、国会が正常に機能していないことを示すもの。山本発言は、その強行採決をさも当然なものとして、促すようなもの。

TPPで最も影響が心配されているのが農業分野。その問題点を徹底的に審議し、日本農業を守るべき先頭に立たなければならない農水大臣が、こんな発言をするとは、あきれる。しかし、これが本音なのだ。

TPP合意案は、主要5品目の保護をうたった国会決議に反することは明白である。また、自民党自身も、聖域なき関税撤廃を求められるようなTPPには反対する、と公約に掲げていた。

また、山本有二議員は、地元高知県農協中央会に対して、同様の約束をしている。

政治家の見識とは、この程度のものだろうか。公約とか約束は、平気でコロコロ変える。この軽さ。安倍首相に農水大臣にしてもらったことに、舞い上がってしまったのだろう。

高知県では、山本有二議員だけではない。
福井照議員(旧高知1区、現四国比例区)も同じだ。所属する二階派の会合で「TPP委員会で西川(公也)先生の思いを強行採決という形で実現するように頑張る」と、強行採決を後押しする発言をし、TPP特別委員会委員辞任を余儀なくされた。

また、山本発言は、同じ与党の公明党も問題視したが、一方では、石田祝稔政審会長は「辞任するほどではない」と弁護した。この石田議員も高知県の議員だ。(四国比例区)

同類相哀れむ。類は友を呼ぶ。
よりによって、高知県の議員ばかりがTPP国会で恥を全国にさらしている。
高知県民として迷惑この上ない。

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田中全(ぜん)

Author:田中全(ぜん)
四万十市在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃんです。

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