NHK とうちゃこ

NHKBSの旅番組「とうちゃこ」を最近見るようになった。

この番組は、俳優の火野正平が自転車に乗って「こころの風景」を訪ねて全国を旅するというもので、2011年から断続的に放送されているようだが、これまで見たことはほとんどなかった。

きっかけは、今年春のシリーズが高知県幡多地方から始まり、3月末、わが四万十市に火野正平が来たからだ。市内では、薫的神社と藤の川が紹介された。「とうちゃこ」とは、「ちゃりんこ」で「到着」という意味だと思う。

私は旅番組が好きである。きょうはどんな番組があるかなと、毎朝新聞を見る。旅番組はBSが多い。BSは大人向きの静かに見せる、しっとりとした番組が多く、私はBS派だ。

「とうちゃこ」のいいところは、派手な演出がないところだ。ローカルな人々の暮らしや風景を淡々と伝えている。その土地の肌触りが伝わるのは、車ではなく自転車で移動するからなのだろう。火野正平の控えめなキャラクターもいい。

NHKと言えば、「鶴瓶の家族に乾杯」も見るには見ているが、こちらのほうは鶴瓶の個性が強烈。ドカドカと我が物顔に突撃訪問し、高圧的に語りしゃべりまくっている姿は、都会人が地方を見下して、荒らしまわっているように見える。

鶴瓶は突撃訪問と言っても、事前にスタッフが相手に予告し、根回しをしているのが見え見えだ。しかし、「とうちゃこ」は、もちろんその土地やコースの下見はしているのだろうが、人に会う場面はシナリオなしであることがわかる。中村の町のラーメン屋さんから実際聞いた。本当に予告なしで現れ、驚いたと。

また、鶴瓶は、家族との出会い・紹介をメインにしているが、火野正平は風景の紹介をメインにしている。手紙をもらった人の「こころの風景」を訪ねる。

だから、淡々と静かである。地方に寄り添い、地方にやさしい。その中で、自転車をこぐ「ハーハー」という息遣いが臨場感を高めている。

こんな番組だったらもっと早くから見ればよかったと思っている。というのも、この番組は夜7時からNHKBSプレミアムで放送されているが、その時間帯はNHK総合のニュースと重なるから、私には完全に裏番組として陰に隠れていた。私はニュースをずっと見て来たからだ。

しかし、最近はNHKニュースを見るのがイヤになった。あまりにも政府広報に墜してしまったからだ。政府に忖度しまくっている。NHKの政治ニュースは世の中の真実を覆い隠してしまい、政府の思う方向への世論誘導の役割を果たしている。

こんなの見ないほうがいいいと思い、最近は極力NHKニュース見ないようにしている。そんなこともあって、これまでは裏番組であった「とうちゃこ」が表に出てきた訳だ。

NHKニュースを見るのは、やめよう。
「とうちゃこ」を見たほうがずっといいですよ。

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プロフィール

Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
幸徳秋水を顕彰する会事務局長。
FB(フェイスブック)もやっています。

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