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広田一の勝因

ドキドキしていたが、広田一さんが勝った。しかも2万1千票差の圧勝だった。

夜8時のテレビ選挙速報開始と同時に当選確実が出たので、驚いた。何かの間違いではないかと思うぐらいであった。勝利するにしても僅差の接戦になるとみていたからだ。一番驚いたのは、本人であったようだ。インタビューでもすぐには言葉がでなかった。

これだけの大差になったのは、なぜか。

第一は、まず候補者がよかったこと。新人といっても、参議院議員を2期12年経験しており、知名度は抜群。しかも、最初は無所属で当選(2回目から民主党)していることから、保守、革新を問わず、幅広い層に名前が浸透していた。さらに、人あたりがよく、さわやか。そんな人柄により、自力で多くの人脈をつくっていた。年も49歳とまだ若いのに、人付き合いがうまい。

第二は、野党共闘がうまく機能したこと。当初民進党から出馬する予定であったが、突然の民進党まるごと希望の党への移行さわぎで、無所属から出馬に変更した。これが逆によかった。元々無所属で出ていたこともあり、広田カラーにぴったりだった。また、昨年の参議院選挙(高知徳島合区)でできた野党共闘体制がうまく引き継がれた。広田さんは、安保法案反対の集会にも積極的に参加し、国会報告もしてくれた。今回このような形で共闘体制がとれたのは、高知、徳島では高知2区だけであったが、そのことは、広田さんという候補者がいたことが大きい。オール沖縄のような、オール高知という体制ができた。そしてみんな必死で動いた。

第三は、相手山本有二候補の自滅。今回が10期目ということで飽きられており、また日頃から言葉の軽い発言で地元人気もそうないうえに、昨年、農林大臣時代、TPP法案の採決をめぐる「失言」(強行採決を促す本音発言)で2度も国会で頭を下げた。これにより高知県民は恥をかかされた。地元ではTPP反対と言いながら、東京での行動と発言は別。そんな二枚舌がこれまでは支持基盤だった農林分野の反発を招いた。そこまで大きな不満が広がっているとは感じなかったが、結果をみると、やはり相当なものだったのだ。

こうした要因が重なって思わぬ大差となった。全国的にはアベ大勝という結果になったが、野党が統一すれば十分に闘えるということを示した。高知県には与党議員しかいないという厚い壁に風穴を開けたことでもこの勝利は大きい。(四国比例区で立憲民主党武内則男さんも議席をえた。2人とも幡多出身だ。)

今回の選挙は結果としてみれば、情勢が広田さんに幸運に動いた。これだけの大差がついたのは、実力以上のものである。勝ちすぎともいえるくらいだ。

敗れたとはいえ、山本有二候補は比例区で復活したことから、本当の意味の「世代交代」とはならなかった。次は、相手も必死で巻き返してくるだろう。

そのためにも、本人もわれわれ支援者も油断をせず気を引き締めて、いかなければならないと思う。

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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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