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幸徳秋水と幕末維新先人史跡めぐり  

11月12日、幸徳秋水を顕彰する会では「幸徳秋水と幕末維新先人史跡めぐり」を行った。 

昨年は秋水だけを対象にしたが、今年は「志国高知幕末維新博」開催に合わせ、秋水につながる中村の先人たちも加えた。市広報でも募集、高知新聞記事にもなり、38名の参加があった。

最初に公民館から市役所マイクロバスで羽生山墓地へ。登り口からは町を見下ろしながら歩いて上へ。高齢者もいるので心配したが、みんな元気。

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江戸の元禄2年、中村藩は将軍綱吉の命で改易になる。以降の中村は、町人中心の町となった。一條家の学問を受け継ぎ土佐伝来の南学をミックスした「一條南学」の祖、町人出身学者遠近鶴鳴、その教えを受けた樋口真吉や、初代熊本県令安岡良亮の先祖(祖父隼太、父良輝)らの墓へ。神風連の乱で斬られた良亮の墓は熊本にある。

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また、商人として幕末をたくましく生き、多くのとんち話を残し、いまでは中村名物お菓子として有名な泰作さん(中平泰作)、自由党活動家から大逆事件当時中村町5代目町長になった二代目藤倉忠吉墓も。

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山を下りたあとは、秋水生家跡から秋水漢学の師木戸明邸(遊焉義塾)へ。木戸家現当主秀雄氏(明ひ孫)から庭に入れてもらい、当時の塾の模様などを資料に基づき詳しい説明を受けた。塾では漢学だけでなく、西洋訳書も教えていた。隣が安岡良亮邸跡。

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為松公園では秋水絶筆碑を説明。ほかに木戸明、樋口真吉、藤倉忠吉の各顕彰碑も。樋口については、山入口の生家跡(現駐車場)も。郷土資料館(お城)はリニューアル工事中(来年3月オープン)のため入れなかった。

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正福寺墓地では、秋水をはじめ幸徳家一族墓、坂本清馬墓、木戸明一族墓をそれぞれ説明。毎年1月24日秋水墓前祭への参加も呼びかけた。最後は図書館秋水資料室へ。

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秋水は商家の出(俵屋)。樋口真吉、安岡良亮は下級武士(郷士)だが、遠近鶴鳴(宇和屋)の教えを受けている。また、木戸明(吸田屋)、藤倉忠吉(堺屋)も商家の出。

江戸期の中村を支えた町民文化の流れの中に、秋水を位置付けることができるのではないか。武家文化の宿毛との違い。そんな視点を考えさせられた。

参加者から顕彰会入会申し込みもあり、また天気にも恵まれ、充実した一日であった。

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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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