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名護市長選挙の真実(4)

ゴーゴー、パタパタというオスプレイの異様な音が聞こえるだけ。米軍普天間飛行場は、その全貌を隠していた。

那覇に戻る途中、夕闇迫るころ、車が渋滞する時間。カーナビが宜野湾市のど真ん中を示している。

国道幹線道路に沿って左側は金網が続く。しかし、金網の向こうは林になっており、中が見えない。戦闘機、ヘリも見えない。

基地の周りは市街地で住宅が密集している。基地の端の信号を左折し、過去に米軍機が墜落した沖縄国際大学方面に向かう。金網は続くがやはり中は見えない。

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やっと国際大学近くに基地ゲートを見つけたので、車を降りて使づいてみた。そこからだけは中を覗くことができた。しかし、ヘリの翼の一部がかすかに見えるだけ。するとゴーという音とともに、オスプレイが戻ってきて、着陸態勢に入った。ゲート横は申し訳の程度の児童公園になっていた。

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車に戻り、さらに先に進み、先に米軍ヘリの窓枠が落下した普天間第二小学校を捜した。普天間第二幼稚園も隣にあった。下校時間をとうにすぎているので子供はいない。グランドも閑散としていた。隣は基地。林に覆われている。さらに車を走らせると、元の国道に戻った。

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ぐるり一周した住宅地の中に緑はほとんどなかった。あるのは広大な基地の緑だけ。この緑によって基地の中は覆いかくせても、音だけは隠せない。ゴーゴー、パタパタ。

航空写真では市街地のど真ん中を占領している基地は裸同然。しかし、市民の日常生活の目線からは、基地はすっぽり隠されているというのが実感だ。

鉄道線路のそばで暮らしている人がそうであるように、ゴーゴー、パタパタという、はじめての人間には耳障りにきこえる音も、長年暮らしていると普通の生活音に聞こえるのかもしれない。

航空写真と日常生活の落差。慣らされるという死角を利用して、米軍はここに居座り続けている。

普天間は、戦後、アメリカ占領軍が銃剣とブルドーザーで強奪したもの。日本が独立したいま、なぜ日本政府は普天間即時全面返還を求めないのか。求めることができないのか。

1996年、日米間で普天間飛行場が条件付きで返還合意した。普天間から辺野古への「移設」問題はここに始まる。

しかし、前回(3)書いたように、返還8条件の中に、辺野古の滑走路は短いことから、必要な時には米軍による那覇空港利用という項目がある。そんなことを翁長知事が認めるはずがない。

また、普天間は飛行場だけであるが、辺野古には巨大軍港も併設される。

辺野古は普天間の「移設」」ではなく、「新基地建設」なのである。

続く





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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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