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明徳野球部考(1)

今年の夏の甲子園は100回記念大会。

高知県代表は久しぶり(12年ぶり)に高知商業が復活し、私はホッとしている。明徳義塾の9年連続出場にストップがかかったからだ。

去年の春のセンバツは中村高校が40年ぶりに出場し、地元は沸いた。私も甲子園に応援に行った。

高校野球はあくまで学校の部活動であるのだから、なるべく多くの学校が交代で全国大会に行けばよいと思う。

その意味では、明徳に限ったことではない、特定の学校が独占を続けることは好ましくない。これは、政治や経済の分野でも同じである。独占が続けば必ず弊害が出てくる。

私が高校時代には明徳という高校はなかった。卒業間もなくでき、野球部もできた。高校そのものが全寮制。

最初は県内中学出身選手中心であったが、徐々に県外からの選手が増加。1990年、馬渕監督就任のころには、県外勢が主力を占めるようになった。

それまでの高知県の高校にはないスタイルであり、高知県民から見れば異質であった。すぐに全国に名前のとどろく強豪校になった。

私はそんな明徳でも甲子園に出れば高知県代表としてもちろん応援はしたし、いまもしている。しかし、その他の学校が代表の時とは力の入れ方は違う。心の底からという訳にはいかない。どこか、わだかまりが残る。

しかし、最近は、私はだいぶ変わってきた。

一つは、少子化により、子どもの数、高校生の数がどんどん減ってきた。野球部を単独ではつくれず、複数の高校による連合チームとせざるをえない状況があちこち出てきている。

高校生だけではない、当然ながら高知県の人口もドンドン減っている。

そんな中、県外の中学校から高知県の高校に入学してくれることがありがたいことだ。経済効果という指数にも貢献する。その受け皿になっているのが明徳である。

相撲も、ゴルフ、サッカー、卓球も強い。朝青龍、横峯さくら、松山英樹らも出している。

もう一つは、明徳以外のかつての「古豪」野球部も、同じように県外から入ってくるようになったこと。

今年の高知商業で言えば、レギュラー9人のうち3人は県外からである。明徳義塾は大半が県外からであるから、それほどではないが、以前には考えられなかったことだ。

高知商業は高知市立(市商と言われる)の公立高校であるのに。
高知高校(私立)でも県外勢が増えている。

明徳とは大同小異という訳だ。

そんな中で、今年の明徳のエースピッチャーの市川君は、めずらしく地元の潮江中学(高知市立)出身であったから、高知商業との県予選決勝戦は、変な感じであった。(続く)

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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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