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沖縄知事選挙

沖縄知事選挙が始まった。当初は11月予定だったが、翁長前知事死去により早まった。

この選挙は、政府が強引に米軍辺野古新基地をつくろうとしていることに対して、これを認めるかどうかが大きな争点である。

これは、沖縄県だけでの問題ではなく、憲法で明記されている日本の地方自治を守れるかどうかが問われる、きわめて重要な選挙である。

だから、今朝の高知新聞ではトップで選挙告示を報じている。しかし、NHKニュースでは、扱いがテニスの大坂なおみの後にまわされるなど、極力目立たないような「配慮」が露骨である。

政府としては、国民の目を沖縄に向けせたくない、沖縄で自分たちがやっていることを知られたくない。辺野古問題はすでに終わったと印象づけたい。NHKは、そんな政府の意向に忠実に、ソンタクしている。

この選挙に関心を向けること。沖縄の現状から目をそらさないことが、沖縄の人たちを応援することになる。

私はことし1月の名護市長選挙で稲嶺進市長(当時)の応援に行った。四万十市と名護市は友好交流をしていることもあって、稲嶺さんとお付き合いがあったからだ。

選挙の結果は大方の予想に反して稲嶺さんは敗れた。その選挙がどんなにひどいものであったか、その実態については、このブログでも2月に書いたとおりである。

相手候補は、辺野古の「へ」の字も言わない、争点隠し。企業・団体など、あらゆる利権組織を総動員。デマと中傷を垂れ流し、惑わす。

期日前投票に半強制的に動員し、当日投票より期日前投票数のほうが多かったという異常。政策なんてどうでもいい、数を多くとりさえすればいいという作戦を徹底した。

今回の知事選挙でも同じやり方だ。相手候補(佐喜真氏)は辺野古への態度は明らかにしていない。

相手は「対立と分断から協調へ」とさかんに言っているが、沖縄の総意はもとより辺野古新基地反対であるのに、これをあの手この手で、分断してきたのは、政府側ではないか。「協調」というのは、政府の言いなりになれ、ということと同じだ。

それと、相手候補は前宜野湾市長ということもあって、普天間基地移転ということを強調しているが、仮に辺野古に基地ができても、普天間基地はなくならないことは、稲田朋美元防衛大臣がポロリと言ったように、関係者はみんなわかっている。だから、辺野古は「移転」ではなく、「新基地」なのだ。

国家が総力をあげてつくウソは見破るのがむずかしい。昭和20年までの戦争などもそうだ。国民はだまされ続けてきた。

玉城デニーさんは素晴らしい候補者である。翁長前知事のこころをしっかりと受け継いでいる。名護でも心に響く演説をしているのを聞いた。

自身の父は元アメリカ兵であり、戦後沖縄を象徴している。「イデオロギーよりもアイデンティティー」・・・沖縄県民のこころ=アイデンティティーを自ら体現している人だ。

しかし、人柄だけ、政策だけでは、選挙は勝てない。名護市長選挙でも示されたとおりである。

全国民が沖縄に目を注ぎ、沖縄に熱い声を届けること。それが、沖縄の人たちに勇気を与え、内に秘めた沖縄のアイデンティティーを発露させる。そのマグマが動くときにこそ、デニーさんの勝利がある。



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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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