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四万十川を守れるか

愛媛県伊方原発が10月27日から再稼働する。

四万十川は高知県の川と思っている人が多いと思うが、愛媛県の川でもある。

四万十市西土佐江川崎で本流と合流する広見川は、大半は愛媛県を流れる川である。広見川をさらに遡れば、三間川に続く。

三間川の源流部(宇和島市旧三間町)は、伊方原発から30キロ圏内である。

伊方原発で事故があり、30キロ圏内に放射能が降れば、四万十川は死の川になってしまう。

福島原発事故では四方に放射能が拡散した。地表に降った放射能はわずかながらでも除染作業が行われたし、雨が降れば放射能は時間をかけて一定流される。

しかし、流された水は川に注ぎ込み、水に沈み、沈殿する。特に、よどんだ淵の底に集中する。

国際環境NGOグリーンピースは、2016年、阿武隈川など、福島原発周辺の中小河川の放射能汚染調査を行い、セシウムなど放射性物質が高濃度で堆積していることを検出した。

その結果は、「水に沈む放射能~福島原発周辺淡水域および海水域の堆積物に対する放射能調査と分析」としてレポートされている。(ネットでも公開)

https://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20160721_AtomicDepths_JPN.pdf#search=%27%E6%B0%B4%E3%81%AB%E6%B2%88%E3%82%80%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%27

伊方原発再稼働日の10月27日(土)、私も入会している「脱原発をめざす首長会議」では、四万十市立中央公民館で学習講演会「四万十川を守れるか~河川における原発放射能汚染を考える~」を開く。二つの講演を行う。

一つは、上記グリーンピース調査の責任者、ショーン・バーニー氏(ドイツ)が「水に沈む放射能」のテーマで、調査内容を説明。

二つは、福島原発のあと、埼玉県から本市に避難移住してきて、いまは四万十川の専業川漁師になっている黒澤雄一郎氏に「四万十川生態系の現状」について報告してもらう。

地元で四万十川とかかわりをもつ、すべての分野の人たちに案内をしている。内水面漁協(流域に4つ)、観光業者(遊覧船組合など)、行政(国、県、流域市町村)、一般市民など。

四万十川は地元の人たちの生活に密着した川だが、あらゆる分野の人たちが一堂に会して、川の将来のことを考える場というものは、これまでなかった。

今回の学習講演会は、そうした場になると思う。
多くの方に参加していただきたい。

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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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