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安岡良亮と谷干城

今年は明治改元150年。明治初年、国の行方を左右した熊本での攻防において運命が別れた二人の土佐人の資料展示がいま同時に行われているので、見て来た。

一人は中村生まれの安岡良亮。初代熊本県令として赴任中の明治9年、不平族の反乱神風連の乱で斬られ命を落とした。

もう一人は窪川生まれの谷干城。明治10年、西郷隆盛蜂起による西南戦争で熊本鎮台司令長官として熊本城を死守したことで「西郷を止めた男」として英雄となり、学習院院長、初代農商務大臣、貴族院議員などを務めた。

二人は戊辰戦争に従軍した盟友であり、捕縛された新選組近藤勇の斬首をともに主張、実行させた。

神風連の乱は鎮圧された。もし、熊本不平士族が温存されていたならば、翌年西郷軍に合流したであろうし、そうなれば熊本城は落城し、明治政府も崩壊していたかもしれない。谷は英雄に、安岡は捨て石になった。

安岡良亮展示は四万十市立中央公民館で、谷干城展示は四万十町立美術館で行われている。

生の資料が歴史をいまに引き寄せてくれます。ぜひ、ごらんになることをお勧めします。


高知新聞「声ひろば」投稿 2018.11.17

安岡良亮と谷干城 高知新聞2018.11.17

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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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