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韓国映画「金子文子と朴烈」 

朝鮮独立三・一事件から100年の今年、朴烈事件をテーマにした韓国映画が全国各地で上映されている。

大逆罪(旧刑法73条)が適用された事件は四つある。幸徳秋水が首謀者に仕立てられた事件が最も有名で「大逆事件=幸徳事件」とされることが多いが、実際はほかに、時代順に虎ノ門事件(難波大助)、朴烈事件、桜田門事件(李奉昌)もある。

朴烈事件とは、関東大震災のさい拘束された無政府主義者で朝鮮独立運動家の在日の朴烈とその内縁の妻金子文子が裁判の過程で天皇暗殺計画があったと供述したとされ、あとで大逆罪が適用された事件。死刑判決(無期懲役に減刑)を受けた。

二人と幸徳秋水の直接の接点はない。しかし、日本による朝鮮併合は秋水らが逮捕された同じ年(1910年)であったように、秋水はこの問題に深い関心を寄せ、平民新聞などで論陣を張った。伊藤博文をハルピン駅で暗殺した安重根に対しては、その「義挙」を称える漢詩をつくった。秋水は、最終湯河原で逮捕された時、カバンの中にその詩を書いた安重根の絵葉書をもっていた。

2011年7月、韓国テレビSBSは毎年8月15日独立記念日に流している特別番組として、その年は朝鮮独立に影響を与えた日本人3人を取材するため来日。最初に幸徳秋水の中村に来ている。ほかの2人は金子文子と、その裁判で弁護活動に奔走した布施辰治(弁護士)。

映画「金子文子と朴烈」(2017年制作)は、人気俳優(イ・ジュフン,チェ・ヒソ)を主役に配し、韓国での観客動員235万人、大鐘賞映画祭で5冠達成という話題を呼んだ作品。

日本映画ではみられないストレートな天皇批判があり、韓国映画特有の小気味のいいほどに早い場面展開に釘付けにされる。日朝関係史を朝鮮の視点から考えることもできる。

映画配給会社(太秦)から「幸徳秋水の中村、高知で」という要請もあり、6月、中村と高知で自主上映します。
ぜひ、ごらんください。


 韓国映画「金子文子と朴烈」上映会

 6月16日(日) 10時、13時、16時
 四万十市立中央公民館ホール
 主催 幸徳秋水を顕彰する会
 後援 四万十市教育委員会
 入場料 前売1000円、当日1200円
      学生・障がい者 各200円引き

 6月18日(火) 14時、16時半、19時
 高知県立美術館ホール
 主催 かってにシネマ
 入場券 前売 一般1200円、60歳以上1000円、
       当日 一般1400円、60歳以上1200円
       学生・障がい者 各200円引き

映画公式ホームページ →http://www.fumiko-yeol.com/?fbclid=IwAR1FP3vAav09qMzqN2k54wrWRLfPSu_nLfakKWHL-qyl86_igSE2dL_vQ7Y

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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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