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知事訪中に疑問

尾﨑知事は4月24日~29日、中国北京を訪問した。その目的は何だったのか疑問である。

県ホームページ「知事の動き」よれば、尾﨑知事は安倍首相の特使としての任務をもった自民党二階幹事長を団長とする訪中団に加わり、ほぼ連日行動を共にしている。

二階氏は中国が提唱する「一帯一路」国際フォーラムへの出席に合わせ、各国首脳と精力的に会談。初日、習近平中国国家主席との会談では安倍首相からの親書を手渡し、訪日を促したことが大きく報道された。また、ベトナム首相、ネパール大統領らとも会談。いずれにも尾﨑知事は同席(記者会見にも)している。

習近平との会談を載せた高知新聞記事(4月25日付、共同通信配信、同紙は同行せず)の写真には日本側の一番隅に知事が写っている。

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しかし、高知新聞にも書かれていないように、習近平との席においては当然ながら知事の発言機会はなく、ただ「お供」のように同席するだけのことが高知県知事としての公務とどう関係するのであろうか。

このことを県秘書課に問い合わせたところ、二階氏は安倍首相の特使であり、日中関係改善を地方の立場からサポートするため、とのことであるが、本来国家間の問題は沖縄基地問題のようなケース(沖縄だけが大きな負担を強いられている)を除けば、基本的に国政マターであろう。

知事も政治家であるから、自らの政治信念等から国政に絡む行動をとることは自由である。しかし、それならば知事公務ではなく政務(私費)として峻別すべきではないか。

県秘書課は、今回知事は本県観光や園芸産品のトップセールス等も行なっているというが、以下の全体スケジュールを見ればわかるように、二階氏に帯同した行動の合間に少し組み込まれているに過ぎない。いかにも、主要な目的をカモフラージュするために、とってつけたように見える。

尾﨑知事には、政務と公務を混同するような、こうした出張は控えてもらいたい。


 知事訪中スケジュールは以下の通り。

24日 

午前 東京から中国・北京市へ。

午後 北京市で「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラム結団式。
二階俊博自民党幹事長と習近平国家主席との会談に同席。
記者会見に同席。

25日 

午前 「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラム分科会「資金融通」に出席。

午後 スマートレストラン「海底撈花鍋」を視察。
シートリップ北京・日本地域マーケティングゼネラルマネージャー&戦略的パートナー。
中国旅遊集団公司・旅行事業グループ副総裁。
エイチ・アイ・エス北京・総経理、春秋旅行社・総経理との懇談。タニン・チャラワノンCP(チャロン・ポカパン)グループ資深董
事長主催夕食会。

26日

午前 北京市。「一対一路」国際協力ハイレベルフォーラム開幕式。

午後 宋濤中国共産党対外連絡部(中連部)部長との昼食会。
「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラム会議。
二階俊博自民党幹事長とベトナムのグエン・スアン・フック首相との会談に同席。

27日

午前 北京市。精華大学への図書贈呈式、大賀蓮植樹式。
二階俊博自民党幹事長と同大学書記との会談に同席。同大学書記主催昼食会。

午後 日中地方交流対話に出席し、プレゼンテーション。日本産品発信イベントでプレゼンテーション。
中日友好協会会長との夕食会。

28日 

午前 二階俊博自民党幹事長と胡春華国務院副総理との会談に同席。二階幹事長とアリババ集団のジャック・マー董事局
主席との会談に同席。

午後 日中緑化協力記念林を視察。
北京国際園芸博覧会の日本館と中国館を視察、植樹式に同席。同博覧会の開幕式に同席。

29日

午前 二階俊博自民党幹事長とビディヤ・デヴィ・バンダリ・ネパール大統領の会談に同席

午後 記者会見に同席。
駐中国特命全権大使主催昼食会。
中国から帰国。東京泊。

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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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