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文子を追っかけ韓国日記(1)

7月22日~26日の5日間、はじめて韓国を訪ねた。23日、聞慶市(ムンギョン)で開かれた金子文子追悼式に参加するためだ。

中国には3回行ったことがあるが(すべて団体で)、韓国にはまだないので、以前から一度行ってみたいと思っていたところであった。そのチャンスを与えてくれたのは幸徳秋水。

今年5月13日、韓国ソウルにある国民文化研究所の総務理事で、韓国アナキズム学会副会長、韓国アナキスト独立運動家記念事業会事務局長の金昌徳(キム・チャンドク)さんが幸徳秋水を訪ねて中村にみえた。東京の金子文子・アナキズム研究者の亀田博さんに伴われて。

亀田さんとは、東京正春寺で毎年開かれる大逆事件犠牲者追悼集会で面識があったので、事前に依頼があり、秋水墓や資料室などを案内した。このことは、このブログの5月21日に書いたので、詳しくは省略する。

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そのさい、金子文子追悼式の話が出て、案内を受けたのだ。文子命日に韓国にある墓前で毎年追悼式典が開かれていることをはじめて知った。韓国の人たちが日本人の文子を供養してくれていることに、驚きと感動を覚えた。

ちょうどそのころ、幸徳秋水を顕彰する会では、韓国映画「金子文子と朴烈」の自主上映(6月16日)の準備をしていた絶妙のタイミングであったので、渡しの舟に乗ることにした。パスポートは10年更新間近だったので、新たにつくった。

ほどなく、追悼式を主宰する聞慶市の社団法人朴烈義士記念事業会(理事長朴仁遠)から、案内状が国際便で届いた。

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亀田さんは、ほぼ毎年参加の韓国通で今年も参加するという。こちらは初めてなので、航空券の手配をお願いした。エアソウルの格安便で一人往復諸費用込み3万8千円(片道1万9千円)。噂通り安い。東京行の約半分。もっと安い便もあるという。

参議院選挙開票の翌日の22日、夫婦2人で高松空港11:05発に乗った。あっと言う間、12:45仁川空港(1時間40分)に着いた。東京行とほぼ同じ所要時間、隣国の近さを体感。

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仁川空港(インチョン)は成田空港をしのぐ大きさで、東アジアを代表するハブ空港とは聞いてはいたが、その通りであった。

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到着ゲートから手荷物受取場まで歩かされること、この上ない。日本語案内板もあるのに、あっちをウロウロ、こっちをウロウロ。空港内移動のモノレールがあるのにもビックリした。

入国手続きは割とスムーズ。両替は100円=1017ウオンのレート(10分1単位)。ソウル行普通電車に乗ったのは14:00を過ぎていた。

仁川空港は埋め立てられた島にある。電車は海にかかる橋を渡ったあとは緑の中を進む。韓国の山には緑が少ないと聞いていたが、日本と変わらない郊外の風景。漢江(ハンガン)を渡ると、地下に入った。

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ソウル駅は地下深く。1時間15分くらいかかった。地上、地下ともに各線のターミナルになっているようで、出口を捜すのに、またウロウロ。今度は、重いトランクを持っているので、イライラが募る。

こんな巨大駅は日本にはない。東京ならターミナル駅が山手線に沿って分散しているが、ソウルは一駅に集中しているようだ。

やっと地上に出たが、タクシー乗り場がわからない。通行の人に教えてもらってなんとか乗ることができたが、ホテルとは反対側に出たようで遠回りとなった。

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それでも30分くらい走って970円だから、安い。東京の三分の一くらいか。
ただし、運転は乱暴で飛ばす。クラクションが多い。

午後4時半ホテル着。ホテルは、宗廟(朝鮮王朝の墓、後で知った)前の交差点の古宮ホテル。金正徳さんに手配をしてもらった。名前の通り、伝統ホテルのようだが、ツイン1部屋6000円だから、これも安い。

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日本から民団の利用が多いと聞くからか、フロントの女性が日本語を話せるので安堵。ただし、靴を脱ぐ、寝間着もないのは韓国一般と知る。

遅れて成田からみえる亀田さんもこのホテルであり、18:30フロントで合流を約束していた。

当初、それまでの間、近くを散策してみたいと思っていたが、疲れてしまったのでその元気はない。部屋でしばし休むことにした。

亀田さんに、近くの韓国料理のレストランと言うより食堂に連れていってもらった。東京に留学中亀田さんが韓国語を教わったという女性日本語教師も合流。4人で。

これが感激。韓国料理は日本の経験から、キムチとニンニクで辛くて匂うと思っていたら全然違う。エビやタコを入れた海鮮風鍋料理がとてもおいしい。付け出しにしては、たくさんの皿に、いろんな種類の野菜が出てくる。これらはセットという。ビールだけは苦みが少なく、サイダーのようで、違いを感じたが、マッコリは米焼酎と変わらない。

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大満足なのに、費用は1人1500円ときいてビックリ。日本なら、中華料理をテーブルで囲んだとしても、これだけなら1人4、5千円はかかるだろう。

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翌日は、第一目的の聞慶行きで、朝が早いので、9時までにはホテルに引き揚げた。(続く)

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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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