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全国首長九条の会

先月のことになるが、11月17日、全国首長九条の会の結成総会が東京で開かれ、参加してきた。

この会は、2008年、宮城県の首長14名によって結成された「憲法九条を守る首長の会」が始まりであり、その後、東北各県に同様の会ができ、2014年、「東北6県市町村長九条の会連合」に拡大し、今回さらに全国組織に発展したものである。

全国の会の目的は、「住民の生命・財産を守る首長の責務を自覚し、日本が再び戦争によって他国を侵略し、国民に惨禍をもたらすことのないように、戦争放棄と戦力不保持、交戦権の否認を定めた憲法9条を全力で守る」と定め、これに全国126名の知事、市町村長経験者(現職13名、元職113名)が賛同した。

会場の御茶ノ水にある明治大学には、このうち37名が参加、一般参加者を含めると250人に及び、熱気に包まれた。

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同じような首長の会には、2012年に結成された「脱原発をめざす全国首長会議」(現在会員105名)があり、私はこちらにも入っている。

私は2期目の選挙に敗れ、四万十市長を1期しか務めることができなかった。しかし、4年間とはいえ、住民の命と生活を守る最終責任をもつのは基礎自治体である市町村の長(首長)なのだという、その責任の重さを身に染みて実感した。

首長を経験させてもらった者は、辞めたあとも、地域に対して積極的に発言をしていく義務と責任がある。こうした考えから、私はこの会に入った。(高知県からは私を含めて6人入会)

総会では、共同代表を8人、地域バランスをとりながら選んだ。私は四国代表というような形で選ばれたので、あいさつとして、以下のような発言をした。

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「 いまの平和憲法の原型は、明治初年、土佐の植木枝盛がつくった憲法草案。また、反戦平和の原点はわが四万十市が生んだ幸徳秋水の非戦論。秋水は日露戦争に反対をした。ロシアのトルストイも反対した。

いまの自民党の源流は枝盛、板垣退助らがつくった土佐の自由党。秋水も若き党員だった。自由党の流れを継いで、戦後保守本流は吉田茂、林譲治ら高知県人によってつくられた。しかし、いまの安倍政権は保守本流ではない。

いま、高知県知事選挙がおこなわれているが、高知では野党が保守の人たちとも一緒になって闘っている。憲法九条を守るためには、野党だけではなく、保守本流の人たちとも手を組まねばならないと思う。私も九条を守るためにみなさんと一緒にがんばりたい。 」

私はこの会に積極的にかかわっていくつもりである。

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なお、総会のもよう(次第)は以下のとおり。
末尾に会員名簿をつけています。

司会 矢野裕(東京都狛江市・元)
開会挨拶 川井貞一(宮城県白石市・元)

第1部
記念講演 浅倉むつ子(九条の会世話人、早稲田大学名誉教授)「首長九条の会への期待」

首長発言「私と憲法」
千田謙蔵(秋田県横手市・元)
村上達也(茨城県東海村・元)
松下玲子(東京都武蔵野市・現)
上原公子(東京都国立市・元)
田中勝己(長野県木曽町・元)
中川智子(兵庫県宝塚市・現)

首長メッセージ(代読)
玉城デニー(沖縄県・現)
武村正義(滋賀県・元)

第2部 総会
規約、方針決定

役員(共同代表)決定
川井貞一(宮城県白石市・元)
小池清彦(新潟県加茂市・元)
松下玲子(東京都武蔵野市・現)
岡庭一雄(長野県阿智村・元)
武村正義(滋賀県・元)
井原勝介(山口県岩国市・元)
田中全(高知県四万十市・元)
稲嶺進(沖縄県名護市・元)

事務局長 鹿野文永(宮城県鹿島台町・元)
事務局次長 上原公子(東京都国立市・元)、矢野裕(東京都狛江市・元)

 会員名簿
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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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