FC2ブログ

コロナ政局10 専門家会議(6)

きょうで7月が終わる。いま日本の政府はコロナ対応で機能不全に陥っている。飛行機で言えば、ダッチロールで墜落寸前だ。

きょうは東京で463人の感染が確認された。このまま行けば、8月は東京発の感染爆発が全国に広がるであろう。

なのに、政府は何も有効な対策を打てない。対策は都道府県任せで、政府はサジを投げた感じ。安倍首相は巣籠りして、記者会見も開かない。西村担当大臣にしても、以前に比べ、会見が少なくなった。

こうなったのは、3,4月の一次感染の段階で、PCR検査を徹底してやらなかったからだ。いったん収束したように見えたが、その時点でも検査をスルーした、症状のない感染者がたくさんいたとういうことだ。

韓国では、徹底した検査を行い、感染者を隔離した。だから、いま感染者が一部に再確認されても、すぐにターゲットを絞って封じ込んでいる。両国の初動対応の違いが、いまになって大きな差となっている。

こんな中、専門家の顔が見えない。春には、あれだけ登場をしたのに。

専門家会議は6月末、突然に自主解散のような形で閉店に追い込まれた。経済優先に戻したい政府にとって利用価値がなくなり、じゃまな存在になったから。

7月からは経済人や知事なども加えた「分科会」という形に改組された。座長には尾身茂氏がついた。

尾身氏は専門家会議では副座長であったが、テレビの顔になっていたので、はずせなかったのであろう。

この分科会はどれだけ機能をしているのかわからない。政府も最近は「専門家の意見をきいて・・・」という言い方は少なくなった。

GO TOキャンペーンについて、分科会で尾身座長は先送りしたほうがいい旨の意見を言ったようだが、政府はこれを無視し強行した(東京は外したが)。政府にとって分科会もじゃまな存在となっているようだ。

一方で、旧専門家会議のメンバー(特に分科会からはずされた者)は、国にはいくら言ってもダメだと、あきらめているようだ。専門家と国の信頼関係が崩れてしまった。

尾身茂氏の発言も最近はぶっきらぼうだ。政府にいいように使われ、あげくにはてには梯子をはずされた。不満が爆発寸前だ。

東京医師会の会長が政府の対応にシビレを切らして、こんな国家的一大事の時は、1.国会を早急に開き、緊急法律をつくる。2.PCR検査を徹底して広げる、等の提言をしている。

東京世田谷区では、いつでも誰でも検査を受けられる世田谷モデルと言われているような体制をつくっているが、国の規模でも同様な体制をつくる。そのためには法整備が必要、とも。

きのう野党各党は、憲法の規定に基づき、早急な臨時国会開催を衆議院議長に申し入れた。当然である。

政府は当事者能力がなくなったのであれば、国会を通して問題点を明らかにし、野党の力も借りるという、腹を決めなければならない。与党、野党という問題ではなない。国家的危機なのだ。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
フェイスブック(FB)もしています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR