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秋水非戦の碑建立計画について

来年2021年は幸徳秋水生誕150年・刑死110年にあたります。幸徳秋水を顕彰する会では、毎年1月24日の秋水命日(刑死日)に墓前祭を開いていますが、10年きざみの節目の年には、規模を大きくした記念事業に取り組んでいます。

来年は刑死110年が生誕150年(11月5日)と重なることもあり、記念事業の目玉として秋水二つ目の顕彰碑を建立する計画を進めています。

いまある顕彰碑は刑死70年記念事業として1983年為松公園に建立したもの。秋水が死刑判決を受けた日、獄中で書いた漢詩「区々成敗・・・」を刻んでいる。われわれはこれを「絶筆碑」と呼んでいます。

秋水は明治4年、中村に生まれ、若くして中江兆民に師事。新進ジャーナリストとして活躍。日露戦争においては、非戦論を唱え、戦争容認に転じた萬朝報社を退社し、盟友堺利彦とともに平民新聞を創刊しました。

秋水の非戦論は「反戦平和の原点」であり、戦後、永久平和・戦争放棄の日本国憲法九条として結実しました。しかし、戦後75年たったいま、安倍政権は解釈改憲によって安保法を成立させ、日本を「戦争ができる国」に変えてしまった。さらに、明文改憲に執念をみせている。

われわれはいまこそ、秋水の非戦論に立ち返り、憲法九条を守らなければならない。今度の碑は秋水非戦論の代表的論説で1904年1月、日露開戦前夜、平民新聞に書いた「吾人は飽まで戦争を非認す」の中の次のフレーズを刻み、「非戦の碑」と呼んで、平和を愛し守る国民総意のシンボルにしたいと願っています。

吾人は飽まで戦争を非認す
之を道徳に見て恐る可きの罪悪也 
之を政治に見て恐る可きの害毒也 
之を経済に見て恐る可きの損失也 
社会の正義は之が為めに破壊され 
萬人の利益は之が為めに蹂躙せらる 
吾人は飽まで戦争を非認し 
之が防止を絶叫せざる可らず

建立予定場所は秋水墓がある四万十市内浄土宗正福寺境内。除幕式は秋水誕生日に合わせ2021年11月を予定しています。

建立にかかる費用は約300万円で広く全国から協力寄付金(1口=5千円)を募っています。ぜひ、多くの方のご賛同と、ご支援をよろしくお願いいたします。振込先は次のとおりですが、ご連絡くだされば郵便振替依頼書をお送りします。

郵便振替 01610-7-0009071
ゆうちょ銀行 一六九支店 当座 0009071
名義 幸徳秋水を顕彰する会
連絡先 090-6827-9129 田中全

高知民報2020.8.9

高知民報    チラシ完成版




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Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市(旧中村市)在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
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