避難「勧告」と「指示」

  きょうも中村は、雨が降ったりやんだりのはっきりしない天気。
次の台風11号が近づいており不気味。
先週から、高知県は異常気象に翻弄されている。

11号より先に12号台風が九州西海上に接近した。なのに、雨雲は九州ではなく、高知県、徳島県上空に停滞し、集中的に雨を降らせ続けた。テレビの映像でも、その様子が何度も流されたので、私のところにも、あちこちの友人・親戚等から、「大丈夫か?」と、電話がかかってきた。

しかし、豪雨になっているのは高知市周辺の県中部であり、県西部のこのあたりは、たいした降りではなかった。四万十川も増水したとはいえ、普段よくある程度。

高知市では、2日、市内全域に「避難勧告」を出した。きのう5日、「勧告」は市内北部だけに範囲を縮小したが、まだ発令を出したままである。高知市の北、大豊町、本山町では、「勧告」だけではなく、「避難指示」が出たところもある。このあたりは四国を縦断する高速道路(高知自動車道)やJR土讃線が通っているため、ともに通行止めがきのうまで続いた。

幸い、いまのところ、死者やけが人は出ていない。これは大規模山崩れや川の氾濫がおこっていないためであるが、もう一つ、高知県に台風が来るのは万年行事であるため、県民が水の対応には慣れていること、その上に、最近は、行政が「避難勧告」や「指示」を早めに出すなどしていることがあると思う。

そこで、この「避難勧告」と「避難指示」。                 
みなさんは、どちらが強制力、緊急度が強いと思いますか???

正解は「指示」のほうが強い。         
これは災害対策基本法で定められた分類です。
「指示」には強制力が働きます。これを妨害すると罰則規定までありますが、「勧告」はあくまで、任意の対応になります。

しかし、私の語感では、「勧告」のほうが、ツヨク、キツイように響きます。
東日本大震災をさかいに、この「言葉」の意味について、たびたび議論があります。「勧告」と「指示」の意味が逆にとらえられるということから、国としても、再検討をするというふうになっていたと思うのですが、最近はどうなったのか、立ち消えになったのか、気になるところです。

「勧告」や「指示」は市長村長が出します。
知事ではありません。
私も市長在任中、何度か出しました。
生活の身近なところで、住民の「命や生活」を守っているのは、市町村だからです。水道、ゴミ、消防、国保、生活保護・・・すべて市町村です。市町村は基礎自治体、地方自治の基本単位なのです。

高知県の向こう1週間の天気予報は傘マークばかり。           
9日から始まる「よさこい」(12日まで)が中止にならないか、気になるところです。

きょうは山口県で土砂崩れが発生しています。             
ゲリラ豪雨は、いつどこで発生するかわかりません。             
みなさんも、ぞうぞ、気をつけてください。

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 四万十川 3日 (きょう 6日は水が引いています)

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プロフィール

Author:田中全(ぜん)
高知県四万十市在住。
幡多と中村が自慢のおんちゃん。
幸徳秋水を顕彰する会事務局長。
FB(フェイスブック)もやっています。

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